この記事では、薬機法(旧・薬事法)の専門資格『薬機法管理者』を独学で取得する方法について、わかりやすく解説します。
『薬機法管理者』は、在宅しながら、eラーニング(オンライン)で、いつでも好きな時に、自分のペースで受講・試験を受けられるのが特徴。
合格率は、公式開示されておらず、難易度は不明ですが、独学でも早ければ1ヶ月、ゆとりを持っても3ヶ月あれば十分、合格できます。
『薬機法管理者』の資格取得を目指している方は、ぜひご覧ください。
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『薬機法管理者』を取得するまでの流れ
『薬機法管理者』は、講座の受講も試験もすべてオンラインで取得できる資格です。
具体的な流れは下記の通りです。
▼講座の受講
<カリキュラム一覧>
- 第1章:薬事法の基本的理解
- 第2章:薬事法違反のペナルティ (1) 行政指導
- 第3章:薬事法違反のペナルティ (2) 刑事摘発
- 第4章:景表法の実践的理解
- 第5章:薬事法とサプリメント(※狭義のサプリメント)
- 第6章:健康増進法とサプリメント
- 第7章:行政関与型 (1) 特保 (特定保健用食品)
- 第8章:行政関与型 (2) 栄養機能食品
- 第9章:明らか食品
- 第10章:使える表現・使えない表現(広告表現)
- 第11章:ダイエット食品
- 第12章:機器タイプ(健康・美容機器)
- 第13章:塗りタイプ(化粧品・医薬部外品)
- 第14章:行政関与型 (3) 機能性表示食品
▼修了試験の受験
▼資格試験の受験:全3問の記述問題
▼登録講習の受講
『薬機法管理者』の勉強方法
通学
筆者が知る限り、薬機法の講座がある学校はありません。
通信講座
『薬機法管理者』の資格自体が、eラーニングでのカリキュラム受講を前提としております。
在宅しながら、インターネットでいつでも好きな時に、自分のペースで受講・試験を受けられる通信講座となっているので、他の通信講座を探す必要がありません。
そもそも、単発の薬機法セミナーは世の中にありますが、本講座のように、薬機法を体系的に学べるカリキュラムは、他にありません。
独学
前述したように、『薬機法管理者』の資格自体が、eラーニングでのカリキュラム受講を前提としております。
したがって、自分でテキストや問題集を購入し、試験を受験するような、一般的な独学の概念がないのです。
テキストや問題集も市販されていないので、『薬機法管理者』の資格団体(薬事法有識者会議)が提供するeラーニングでのカリキュラムが唯一の教材です。
筆者の合格体験記
資格取得の動機
未経験から、健康食品(サプリ)のEC販売を始めようと思い、準備を進めていく中で、薬機法の存在を知りました。
前職で、法律に対して無知だったゆえに、たくさんの失敗や痛い目に合った経験から、薬機法の知識をしっかり勉強したいと思ったことがきっかけです。
受講開始から資格取得(合格)までのスケジュール感
勉強時間は、筆者の場合は1日30分ペースで4週間(900分=15時間)。
受講開始から資格取得(合格)までのスケジュール感は、およそ1ヶ月半でした。
- 受講開始:2019年2月上旬
- 修了試験:2019年2月中旬
- 資格試験:2019年2月下旬
- 資格取得:2019年3月中旬
勉強方法
時間帯
在宅しながら、eラーニングで、いつでも好きな時に、自分のペースで受講・試験を受けられる講座ですが、自分の場合は、毎日、起床後に必ず30分勉強するスタイルにしました。
早く資格取得(合格)したかったので、習慣化させるのが良いと思ったのと、夜の勉強は身に入らないことが予想されたためです。
集中できる環境で取り組めたので、効率的だったと思います。
進め方
すでに、全14章のカリキュラムがあります。
基本的には、カリキュラムにしたがって、教材を読み進めていくだけです。
各章の終わりに、最大10問のチェックテスト(選択式)があるので、理解できているか?は正答率で測れます。
最初から「1回で理解できるわけはない」と考えていたので、あまり深く考えず、まずは一通り、カリキュラムを終わらせることを重視しました。
当然、2週目は、1回目の記憶が残っているので、理解も早く、チェックテストの正答率は上がっていたと思います。
3週目には、正答率もコンスタントに8割を超えたので、自信を持って試験に進むことができました。
試験対策
市販にも過去問題集があるわけではないので、特に対策はしませんでした。
わからないところは、チケット制で質問できる仕組みがあったので、それは利用しましたね。
試験は、講座とうって変わって記述式だったので、少し焦りましたが、細かい知識を問うよりも、薬機法の本質的な目的を理解しているかどうか?を試されている印象でした。
何百文字も使って回答するものではなく、端的な答えが求められる内容でもあり、個人的にはやりやすかったです。
試験開始後、時間(60分)のカウントダウンが始まるので、ネット通信がつながりやすく、他人の邪魔が入らない環境で受験することをオススメします。
感想
かなりマニアックで、薬機法という限定的な分野なので、正直、3ヶ月〜半年くらいを覚悟していましたが、終わってみれば、あっという間でした。
1週目は、理解が難しく、チェックテストも散々で、先が思いやられましたが、体系的な理解を重視したカリキュラムでしたので、徐々にペースが上がって行きました。
これは、毎朝、30分でいいから、必ず勉強することを貫けたからだと思います。
苦労したのは、トクホ・栄養機能食品・明らか食品・機能性表示食品の違い。
聞きなれない成分が多く登場しましたが、やはり繰り返すことで苦手意識がなくなっていきます。
何事も自転車と同じで、転びながらうまくなる感じです。
▶︎ 【口コミ・評判】『薬機法管理者』資格の取得者インタビュー – vol.2
▶︎ 【口コミ・評判】『薬機法管理者』資格の取得者インタビュー – vol.3
▶︎ 【口コミ・評判】『薬機法管理者』資格の取得者インタビュー – vol.4
▶︎ 【口コミ・評判】『薬機法管理者』資格の取得者インタビュー – vol.5
まとめ
- 在宅しながら、eラーニングで、いつでも好きな時に、自分のペースで受講・試験を受けられる
- 全14章のカリキュラムにしたがって、教材を読み進めていくだけでOK
- 筆者の勉強方法は、1日30分ペースで4週間(900分=15時間)、カリキュラムを3周反復
- 試験対策も、カリキュラムの反復でカバーできる