この記事では、薬機法(旧・薬事法)の専門資格『薬機法管理者』の資格を取得したTさんに、「資格取得のメリット」「資格取得までの道のり」についてお聞きした体験談・声をまとめました。
薬剤師でもあるTさんは、自身で調剤薬局を経営しながら、健康食品(サプリ)・美容化粧品(コスメ)専門のライターとしての活動に幅を広げるために、資格取得にトライ。
自信を深めると同時に、取引先と共同で薬事チェックサービスを立ち上げ、期待以上のやりがいを実現させています。
これから『薬機法管理者』を目指す方にとって、参考となる話も多いはず。
特に
「資格取得のメリットはあるの?」
「自分でも取得できるの?」
と疑問をお持ちの方は、ぜひご覧ください。
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『薬機法管理者』の資格を取得したメリット |
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『薬機法管理者』の資格取得にかかった時間 |
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『薬機法管理者』を取得しようと思ったきっかけ
調剤薬局を経営して6年経ち、薬剤師としての経験・知識を活かして、より活動の幅を広げたいと思うようになりました。
いくつかある選択肢の中で、健康食品(サプリ)・美容化粧品(コスメ)専門のライターに狙いを定め、勉強のために参加したセミナーの講師が『薬機法管理者』の有資格者だったのが、この資格との出会いです。
もちろん薬剤師ですから、薬機法の知識は最低限ありましたが、ライターとなると広告表現の観点が求められます。
薬剤師プラス『薬機法管理者』という武器もあれば、より専門家として差別化になると思い、受講を決めました。
経営者として多忙でもあったので、eラーニング(オンライン)で受講も試験も完結する点も決め手です。
『薬機法管理者』の講座の印象
薬剤師の研修で、専門用語はある程度、馴染みがあったので、比較的スムーズに始められました。
各章の冒頭で全体像を示してくれたのは、体系立てた理解がしやすかったポイントだと思います。
eラーニングなので、動画と思いきや、テキストメイン。
正直、予想外でしたが、面白くない動画を長々と見せられるくらいだったら、テキストの方が何回も見直せるので、良いのではないでしょうか。
『薬機法管理者』は、何ヶ月に1回しか開催されない他の資格の試験と違って、月に3回(6日、16日、26日)受験できるのもありがたかったです。
『薬機法管理者』の勉強方法
合格まで、なんだかんだ4ヶ月かかってしまいました。
申込後、プライベートでイベントが続いたのと、薬局の繁忙期が重なってしまい、最初の2ヶ月ぐらい、ほとんど手をつけられませんでした。
落ち着いてからは、早かったと思います。
1日2章(全14章)ペースで進め、2週間ほどで修了し、試験を受けました。
短期間で集中的に取り組むことをオススメします。
『薬機法管理者』取得後の変化
ライターとしての経験は短かったのですが、対外的な信用が高まり、大手企業からの案件が増えました。
また、取引先と共同で、薬事チェックサービスも立ち上げました。
営業資料に『薬機法管理者』の有資格者が監修と記載すると、やはり信頼度も高まるようですね。
メーカーはもちろん、広告代理店やマーケティング会社からも、多くの引き合いが寄せられています。
経営する薬局でセルフメディケーション観点の物販も始めたので、POPやチラシの制作にも役立っています。
『薬機法管理者』という資格がくれる自信が、積極的な事業展開につながっています。
『薬機法管理者』の可能性
薬機法の厳格化にともない、間違いなくニーズは高まると思います。
特に2021年8月には、景表法と同じく、薬機法にも課徴金制度が導入されます。
すでに、今から備えにかかっている企業から依頼がありますね。
最近は、商品開発の段階からアドバイスを求められるケースも増えてきました。
世の中には、誠実な商品づくりに励んでいるメーカーさんもあります。
『薬機法管理者』で得た信頼と知識をフル活用すれば、消費者に誤解なく魅力を伝えることに貢献できると思います。
『薬機法管理者』は、こんな方にオススメ
- 信頼度アップと差別化をはかりたいライター
- 健康食品(サプリ)や美容化粧品(コスメ)関連の広告代理店
まとめ
『薬機法管理者』の資格を取得したメリット |
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『薬機法管理者』の資格取得にかかった時間 |
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